大阪・関西万博の会場=2025年4月13日、大阪市此花区、朝日新聞社ヘリから、林敏行撮影

 大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は26日、会場西ゲート前と大阪メトロ・コスモスクエア駅を結ぶシャトルバス路線を29日から新たに設けると発表した。伸び悩む西ゲートの利用活性化策として始める。

  • 万博パーク&ライド、想定外の利用低迷 高い料金、迫られた方針転換

 路線は片道15分で運賃は350円。会場に向かう往路は、午前7時40分から午後5時までの間に15~30分間隔で走る。復路は午後1時から同10時までの間に25~35分間隔で運行する。

 また、JR桜島駅と会場を結ぶ路線についても、7月1日から往路の始発を午前7時45分に15分繰り上げ、新たに9便を追加。さらに利用者の多い午前8時台~同10時台の往路を17便、午後7時台~同9時台の復路を25便増やす。

 シャトルバスは、JR新大阪駅や大阪駅、南海堺東駅、阪神尼崎駅といった主要駅10駅などと会場西ゲート前を結んでいる。

 現在、大阪メトロ・夢洲駅から直結する東ゲートに来場者が集中しており、今後のスムーズな入場対応や受け入れ人数拡大のため、西ゲートの活用が課題だった。

共有
Exit mobile version