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上空から見た関西・大阪万博の会場=2025年3月1日午後、大阪市此花区、朝日新聞社ヘリから、林敏行撮影

 大阪メトロは29日、大阪・関西万博の会場へ来場者を運んでいた自動運転バスの運行を一時とりやめると発表した。会場の夢洲に隣接する舞洲のバス待機場で回送中に事故が発生し、原因を調査しているという。

 大阪メトロによると、28日午後4時半ごろ、自家用車から会場行き直行シャトルバスに乗り換える「舞洲万博P&R(パーク・アンド・ライド)駐車場」の待機場で、運転手が手動でバスを止めて降車しようとしたところ、バスが動き出し、コンクリート塀と接触した。

 当時、車内に乗客はおらず、けが人はいなかった。

 大阪メトロは事故が起きた車両と同型の自動運転バス車両5台の運行をとりやめ、事故原因を調査している。会場への手動運転によるシャトルバスの運行は通常通り行うという。

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