日本政府館の開館式には、名誉館長の藤原紀香さん(中央)らが登壇した=2025年3月29日午後1時52分、大阪市此花区、田辺拓也撮影

 大阪・関西万博に政府が出展するパビリオン「日本館」が29日、大阪市此花区夢洲(ゆめしま)の会場で来場者を迎える準備を終え、会場内のホールで開館式を開いた。

 日本館は直径約80メートルの円形で、今回の万博で最大のパビリオンだ。展示のテーマは「いのちと、いのちの、あいだに」。展示は、微生物の働きでごみからガスや水を生み出す仕組みや、光合成する藻類の活用、再利用を考えたものづくりなど「循環」を意識した。

 名誉館長で俳優の藤原紀香さんは「とりわけ若い世代には、ひらめきや刺激が未来への希望につながるんじゃないかと思います」と話した。さらに「次に日本でいつ見られるかわからない万博に、多くの方に足を運んでいただけるよう、ワクワク、ドキドキ、(公式キャラクターの)ミャクミャクと宣伝していきたい」と意気込んだ。

 運営は、万博を開く日本国際…

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