大阪・関西万博を主催する日本国際博覧会協会は1日、会場への5月31日の一般来場者数(速報値)が16万2千人となり、最多を更新したと発表した。運営スタッフなどの関係者を含めれば18万人だった。
一般来場者数が15万人を超えたのは開幕以来初めて。協会は会期中に2820万人の来場を見込んでおり、1日あたりだと約15万人となる。
この日、会場では夜に花火が打ち上げられるなど、夕方以降も多くのイベントが企画されていた。また4・5月の来場者を対象とした通期券の割引パスコード配布の最終日だったこともあり、来場者数を押し上げたとみられる。
開幕以降、SNS上では会場の様子に関する動画や口コミなども多く投稿されており、5月に入り来場者が増加傾向にあった。
これまでの一般来場者数の最多は、5月23日の14万5245人だった。