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上空から見た関西・大阪万博の会場=2025年3月1日午後、大阪市此花区、朝日新聞社ヘリから、林敏行撮影

 大阪・関西万博の開幕直前に、大阪府警警備1課の巡査部長が万博の警備に関する内部資料を一時紛失していたことが19日、府警への取材でわかった。資料は発見され、情報の流出などは確認されていないという。

 府警によると、巡査部長は万博開幕前の今月10日、大阪市北区の府立国際会議場(グランキューブ大阪)に業務で立ち寄った際、万博の警備に関係する資料を場内に置き忘れたという。

 同日、一般の来場者が資料を発見し、届け出を受けた施設側が12日に府警に連絡し、発覚した。巡査部長は連絡があるまで紛失に気づいていなかったという。

 府警は「文書の適正な管理がされるよう引き続き指導する」などとコメントした。

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