健大高崎―花巻東 九回表、花巻東6番手で登板した金野=滝沢美穂子撮影

(26日、第97回選抜高校野球大会準々決勝 花巻東1―9健大高崎)

 リードされた九回、花巻東の金野快投手(3年)は救援役としてマウンドに上がった。右安打は許したものの、しっかり自分の役割を果たした。

 敗れた後、インタビュールームで「まだ背番号『1』という自覚が足りなかった」と語った。

 自分の刺激となっているアスリートがいる。フィギュアスケートの日本代表、三浦佳生選手(19)だ。実は、金野投手と三浦選手は「はとこ」にあたる。

 金野投手によると「4歳くらいに会った」が、いつもテレビ画面で見つめてきた。「佳生くんは世界のトップ選手。自分も頑張って近づきたい」。同じスポーツ選手として高め合っていく。

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