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【動画】トランプ大統領が相互関税の詳細を発表した=ロイター

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米ホワイトハウスのローズガーデンで2025年4月2日、関税に関する大統領令に署名するトランプ米大統領=ロイター
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 トランプ米大統領が2日発表した「相互関税」は、事前の下馬評をはるかに上回るインパクトがあった。第1次政権時には「ディール(取引)」のための道具という印象も強かった関税。当時とは明らかに一線を画す強硬さの背景には、トランプ氏が関税に求める役割の根本的な変質がある。

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 歴代大統領が重要な発表をする場に選んできたホワイトハウスの庭園「ローズガーデン」。2日午後、全閣僚や下院議長らに加え、各地からの労働者や支持者らを集めた一大イベントで、星条旗をバックにトランプ氏はこう口火を切った。

 「2025年4月2日は永遠に記憶されるだろう」

 あらゆる国に一律10%の関税をかけたうえで、特に高い貿易障壁を持つ国に対しては、さらに高い税率を課す――。異例となる2段階の構造を持つ相互関税は、メディアや市場の事前予想をはるかに上回る内容だった。

 ①ほぼ全ての国に対する一律関税、②国ごとに税率を変える相互関税、③対象国・税率を絞った関税――。米紙ウォールストリート・ジャーナルは発表直前の1日、政権内でこの三つの選択肢が検討されていると報じた。

 だが、フタをあけてみれば…

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