静岡県伊東市の田久保真紀市長が学歴を偽ったとされる問題で、市議会の不信任決議を受けた田久保市長が10日、市議会の解散に踏み切った。過去に不信任決議を受けた首長の事例を踏まえると、混乱が収まるには時間がかかりそうだ。
- 田久保・伊東市長が市議会解散 学歴詐称疑惑で不信任 10月選挙へ
不信任決議を受けた首長には、二つの選択肢がある。「首長自身の辞職・失職」か、「議会の解散」だ。
決議を受けて首長が辞職するか、10日間が経てば自動的に失職し、50日以内に首長選が行われる。辞職・失職を選ばない場合は、首長は議会を解散させることができる。今回、田久保市長は「議会の解散」を選んだ。
40日以内に市議選が行われ…