Smiley face
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九回表、次打者席でベンチからの声に笑顔で応える大谷室蘭の越後屋快主将=2025年6月27日午後0時28分、とましんスタジアム、松本英仁撮影
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(27日、第107回全国高校野球選手権南北海道大会室蘭地区Cブロック2回戦 大谷室蘭5―10駒大苫小牧)

 シード校の大谷室蘭は、駒大苫小牧のエース左腕寺田七将投手(3年)に16三振を喫した。春季地区大会で8―2と下した相手に雪辱を許し、初戦で姿を消した。

 5点を追う九回表。次打者席に控える3番打者の越後屋快主将(3年)は、ベンチの声に笑顔を返した。「中盤から終盤に粘りを見せるチーム。笑顔もつないでいこう」

 しかし、右飛に倒れ、この日は5打数3三振。「大会前から力んで調子が悪くなったのを修正できなかった」と悔やんだ。

 チームは二回に長短5安打を集め、一時逆転する粘りは見せた。越後屋主将は「個人としては不完全燃焼の夏になった。大学野球で取り返す」と話した。

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