結末は7種、展開は48通り。映画館に何度通っても、物語が自分の望む展開にならないかも。それを見るまで通い続け、それを見た喜びを再び味わいたくて通い続け、望まぬ展開をまた何度も見せられる……。
マスコミ向け試写を見たあと苦笑しつつ「罪作りな映画ですね」と関係者に言うと「はい、罪深いです」。2月21日公開のアニメ映画「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」は「日本初の本格的インタラクティブ(双方向)映画」をうたいます。7チーム計21人がトーナメント方式でラップバトルを行い、劇中に5度の「投票タイム」が設けられ、観客はスマホで専用アプリを操作し投票、その結果で勝敗が決まりストーリーが分岐します。
マスコミ向け試写の会場でも投票を体験してもらおうと、米「Kino Industries」社の運営する専用アプリ「CtrMovie」のインストール方法を関係者の方が教えてくれたのですが、私のスマホは会社貸与のものなのでインストールは不可。他の人は投票したみたいです。私も「この勝負はオオサカの勝ちだな」と投票した気分になって鑑賞。ちなみに結末はシブヤの勝利。複数の関係者にそれを告げると「試写でシブヤが勝ったというのは初めて聞きました!」。へえ、そうなの?
映像を制作したポリゴン・ピ…