三重県

 三重県伊賀市の不登校児童・生徒の数が2024年度、過去最多になった。市教育委員会は今月25日、不登校の子どもを持つ保護者が話し合う場「ふれあいほっとサロン」を初めて開く。

 市教委によると、年間30日以上欠席した不登校の児童・生徒は23年度の186人(小学生69人、中学生117人)から、24年度は237人(各105人と132人)に増えて過去最多。学校復帰などの支援を行っている市教育支援センターふれあい教室には同年度、電話相談が801件、来所相談が1294件あったという。

 サロンは午後4~5時、同市上友生のふれあい教室で。カウンセラーやスクールソーシャルワーカーらも参加する。学校教育課の担当者は「保護者が互いに共感し、悩みや心配事を語り合うことで不安が少しでも和らげば」とし、教室の見学もできるという。

 サロンの対象は同市の小学生から高校生までの子どもの保護者。20日締め切り。問い合わせはふれあい教室(0595・24・0783)。

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