ソフトバンクの東浜

 マウンドを降りる背番号16にスタンドのファンから大きな拍手が送られた。期待の大きさの表れだろう。

 福岡ソフトバンクホークスの春季キャンプ(宮崎市)の第4クール最終日だった18日。東浜巨(なお)(34)がこのキャンプ初となる実戦形式のシート打撃に登板し、打者8人に被安打1と上々の投球を見せた。

 「しっかり確認することはできましたし、思ったよりもしっかり投げられていたのでそこはよかった」と納得の表情だった。

 昨年との違いを感じさせたのは、笹川吉康(22)との対戦。シンカーとチェンジアップで続けて空振りを奪うと、最後も低めに制球したチェンジアップで笹川の体勢を崩し、バットに空を切らせた。

 「(打者の反応は)よかった…

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