公募混声合唱団「みんなで歌えば」。午前のステージでは約150人が歌声を響かせた=2024年6月2日、山梨県富士吉田市、池田拓哉撮影
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 第63回山梨県合唱祭(県合唱連盟主催、県教育委員会共催、朝日新聞甲府総局など後援)が2日、富士吉田市の「ふじさんホール」で開かれた。36団体が合唱曲やポップスなどを個性あふれる歌声で披露した。

 今回、出演者が合同でステージに立つ公募混声合唱団「みんなで歌えば」が、コロナ禍を経て5年ぶりに復活。県合唱連盟の渡辺公男・前理事長が編曲した「愛の花」(作詞作曲・あいみょん)、「虹」(同・石崎ひゅーい)を、未就学児から大人まで延べ約300人が2団体に分かれて合唱した。

 ふじ山麓(さんろく)児童合唱団(10人)の小学6年、石沢もも子さん(11)も参加し、「大人数で歌う機会があまりないので、迫力があって楽しかった。新感覚でした」と笑顔を見せた。

 渡辺玲子理事長は「これからも合唱の輪を広げたい」と話していた。(池田拓哉)

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