2008年に下村脩氏がノーベル化学賞を受賞して話題になったオワンクラゲ。UVライトを当て、傘のふちを緑色に発光させている=2025年5月23日、山形県鶴岡市、清水康志撮影

 発光するクラゲ。目玉焼きそっくりなクラゲ。水中を泳がず、海藻にくっついて暮らすクラゲ……。

 山形県鶴岡市立加茂水族館には、形も名前も生態もユニークな80種類以上のクラゲがいる。傘の高さが1センチに満たないものから、一抱えほどもあるものまで、大きさも様々。世界中でこんなに多くの種類のクラゲを飼育・展示しているところは、ほかにない。

 その水族館が今、来春のオープンに向けて新たな施設を建てている。10月末までは開館を続けながら整備し、その後3月末まで休館に入る。

 めざすは、100種類の展示だ。

共有
Exit mobile version