2023年10月3日、ドイツ・ミュンヘンで開かれビール祭り「オクトーバーフェスト」で会場を埋め尽くす人たち=ロイター

 国連は11日、世界人口が2080年代半ばに103億人でピークを迎え、その後は次第に減少していくとの予測を公表した。中国などの出生率低下により2100年ごろには102億人に減る見通しで、10年前の予測より6%(7億人)少ない計算になるという。

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 世界の人口は現在約82億人。今後約60年で20億人ほど増えるとみられている。

 ただ、日本や中国、ドイツ、ロシアなど、24年現在で世界人口の28%を占める63カ国・地域は、今年までにピークに達した。さらに48カ国・地域が25年から54年の間にピークを迎えるという。

 特に世界2位の人口14億2…

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