防衛研究所の杉浦康之・主任研究官=本人提供

 中国軍東部戦区は1日、台湾周辺で軍事演習を始めると発表した。防衛研究所主任研究官で、先月出版された「『新たなる戦争』の諸相」(防衛研究所)で台湾情勢について分析した杉浦康之氏に聞いた。

 今回の軍事演習は、台湾の頼清徳(ライチントー)総統が先月13日に「中国は台湾の境外敵対勢力だ」と発言したことへの対抗措置だろう。発言から3週間経っているのは準備期間が必要だったことと、トランプ政権誕生後初めての大規模演習となることから、米国の反応など国際情勢を慎重に見極めていたからだと考えられる。

 台湾側の発表などから、演習…

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