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2024年6月15日、衛星写真が捉えた中国・武漢の造船所に到着したクレーン=Planet Labs Inc提供、ロイター。米紙によると、埠頭(ふとう)付近で沈没した原子力潜水艦を引き揚げるためとしている

 中国で、最新鋭の攻撃型原子力潜水艦が沈没したことがわかった。米当局者が26日、明らかにした。米側は中国政府が沈没の事実について隠蔽(いんぺい)を図ってきたと指摘。中国海軍の増強計画への打撃になったとの見方も出ている。

 米国防総省高官は取材に、「中国海軍が、埠頭(ふとう)で原子力潜水艦が沈没した事実を隠そうとするのは驚きではない」と指摘。「長年、汚職に悩まされてきた防衛産業に対する、中国軍の説明責任をめぐる疑問を投げかけている」と述べた。米国防総省の報道担当者は、原潜が核燃料を積んでいたかどうかは現時点ではわからないとした。

 原潜の沈没は、米紙ウォール…

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