中国軍の最高指導機関・中央軍事委員会の副主席で制服組ナンバー2、何衛東氏の動静が3週間にわたって途絶えている。汚職の調査対象になったとの観測があり、軍事委は制服組メンバーの半数が失脚する極めて異例の局面に陥る恐れがある。
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軍事委はトップの主席を習近平(シーチンピン)国家主席が務め、軍の意思決定に大きな権限を持つ。現体制は7人で発足したが、昨年以降、李尚福・前国防相と苗華・政治工作主任が処分され、事実上「欠員2」の状態だ。
国営新華社通信によると、2日には軍幹部が40年以上参加する恒例の植樹活動が北京郊外であり、軍事委の張又俠副主席と委員2人が参加。だが、昨年まで出席していた何氏の姿はなかった。
直近で動静が確認されたのは、3月11日にあった全国人民代表大会(全人代)の閉幕式。米紙ワシントン・タイムスは先月25日、米国防当局者の話として、何氏が汚職調査の対象になり「政治的に失脚した」模様だと伝えた。
何氏と習氏との接点は?
この報道をめぐり、27日の…