中国電力は10日、島根原発2号機(松江市、82万キロワット)の営業運転を再開した。先月に再稼働しており、営業運転の再開は約13年ぶり。
最終検査(使用前確認)を同日終え、原子力規制委員会による確認も得た。
島根2号機は全国で唯一、都道府県庁所在地の自治体にある原発。東日本大震災後の2012年1月に定期検査のために運転を停止。先月の再稼働後、営業運転に向けた検査などを進めていた。
中国電は「安全を大前提に、引き続き緊張感を持って安定運転の継続に努め、安全性向上への歩みを進めます」とする中川賢剛社長名の談話を出した。