岩屋毅外相は25日、中央アジアのカザフスタンを訪問し、首都アスタナでヌルトレウ副首相兼外相と会談した。日本と中央アジア5カ国による「『中央アジア+日本』対話」の初めての首脳会合を早期に開催するため、調整を加速することで一致した。
岩屋氏はまた、カザフスタンへの10億円余りの無償資金協力を表明。今年の核兵器禁止条約締約国会議の議長国であるカザフスタンでは、旧ソ連時代に原水爆実験が450回にわたって行われており、核実験の被害に苦しむ住民のための医療機材を整備する。岩屋氏は外相会談の後、同国のトカエフ大統領と面会した。
同対話は日本の呼びかけで2…