不登校などで卒業式に出られなかった人たちの新たな区切りになればと、「卒業を祝う会」が23日、都内であった。12歳から60歳の29人が、自身も同じ経験があるタレントの中川翔子さんから「卒業証書」を受け取った。
「卒業式をもう一度」プロジェクトを締めくくるイベントとして開かれた。
プロジェクトでは、3日間だけのフリースクール「空色スクール」を企画。公募で集まった青森から鹿児島までの参加者は、過去の経験を振り返る授業などをオンラインで受けた。23日は、中学校の卒業式に出られなかったという中川さんが「校長」として、卒業証書を手渡した。
壇上では卒業生が一人ずつこ…