2019年6月、平壌で中朝首脳会談に臨んだ習近平氏(左)と金正恩氏=中国中央テレビの映像から

 北朝鮮と中国の国交樹立から75周年となった6日、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)総書記と中国の習近平(シーチンピン)国家主席が祝電を交わした。朝鮮中央通信が伝えた。

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 同通信によると、金氏は祝電で「朝中親善を変わりなく継承し、発展させていくことは、両国の根本利益に合致する」と強調。「親善・協力関係を新時代の要求に合わせて発展させるために努力していく」とした。

 一方、習氏は「中朝関係の発展を高度に重視し、密接な意思疎通を維持しながら関係の深化・発展を共に導いてきた」と指摘。国交樹立75周年を機に「戦略的意思疎通を強化し、親善的な交流と協力を深化させていく」とした。(ソウル=貝瀬秋彦)

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