うどんチェーン「丸亀製麺」で働き、労災認定を受けた元店長が「休憩時間も働いていた」と労働時間などの再審査を求め、国の労働保険審査会が4月、主張を認めたことがわかった。店長就任後の休憩時間の急増など勤務記録の不自然さと「(記録を)改ざんした」との主張が一致するとして、労働基準監督署の判断を覆した。
- 丸亀製麺に勤めた息子が急変 「休憩」を労働時間と認めさせた父親
人手不足が続く飲食業界では、休憩と偽る「サービス残業」が問題化しているが、働き手側の証明は難しいとされる。記録の不自然さに着目した審査会の判断が明らかになり、業界は労務管理の適正化を迫られそうだ。
元店長の20代男性は、東京…