(10日、サッカーW杯アジア最終予選 日本6―0インドネシア)
キャプテンマークを巻いたMF久保建英(レアル・ソシエダード)が圧巻のプレーを見せた。
前半19分、自身が蹴った左CKから短くつないで崩し、右足でゴール。2アシストも挙げた。
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若手が多く呼ばれた今回の活動で、森保一監督から「リーダー役」を求められた。この日は主将のMF遠藤航(リバプール)も先発した中で腕章を託され、「いい意味で動揺した」。それでも期待を力に変えた。
18歳でデビューしてから6年。出場44試合は、先発11人の中で、遠藤に次いで多い。「コミュニケーションを取るのは得意。潤滑油みたいな存在になれたら」とチームをまとめる役割を自覚する。
今回は、選外のMF堂安律(フライブルク)に代わって、エースナンバーの背番号10もつけた24歳。来年のW杯を見すえ、「レベルアップして臨みたい」と意気込んだ。