長崎、熊本、鹿児島各県の海岸に7月下旬から8月下旬にかけて、中国製とみられるたばこの箱が相次いで流れ着いた。現在は落ち着いてきているというが、長崎税関は「見つけたら触らずに自治体に連絡を」と呼びかけている。
長崎税関によると、たばこの漂着は7月下旬から報告が入り始めた。税関は7月下旬に長崎県の橘湾や伊王島周辺で、計約1千個を監視艇で回収した。
長崎県資源環境推進課によると、県内では長崎市や佐世保市、島原半島の雲仙市や南島原市、離島の五島市や対馬市など計9市町から漂着の報告があった。カートン(10箱)単位や、50カートン入りの段ボール箱も目立ったという。
対馬市には8月12日、南部…