九州電力の再生可能エネルギー子会社、九電みらいエナジーは6日、鹿児島県霧島市の烏帽子岳(えぼしだけ)に新しい地熱発電所を建設すると発表した。年間の送電電力量は約3200万キロワット時(約1万世帯分の年間消費量に相当)で、2026年度末に営業運転を開始する予定だ。
九電グループは再エネの主力電源化をめざし、電源開発を進めている。
新しく建設する「霧島烏帽子岳バイナリー発電所」は今年9月に着工する。九電みらいとしては9カ所目の地熱発電所。蒸気の冷却に川からの取水を必要としないバイナリー発電方式を採用する。
この地点の地熱資源の調査は…