兵庫県加古川市で2007年、小学2年の女児（当時7）が刺されて殺害された事件で、兵庫県警は27日、殺人の疑いで勝田州彦（くにひこ）容疑者（45）を逮捕し、発表した。
任意の事情聴取の段階では関与を認めていたといい、県警はその供述に信用性があると判断。さらに詳しく調べるため逮捕に踏み切った。だが逮捕後は「黙秘します」と話したという。
現場周辺に土地勘か
加古川署捜査本部によると、逮捕容疑は07年10月16日午後6時すぎ、加古川市別府町新野辺（しのべ）の自宅敷地内の玄関付近で、小学2年生だった鵜瀬柚希（うのせゆずき）さん（当時7）の胸と腹の2カ所をナイフで刺して殺害したというもの。死因は失血死だった。傷口から、薄い刃のナイフとみられるという。
勝田容疑者は当時、女児宅か…
