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韓国の務安国際空港で2024年12月30日、事故機の周辺で作業にあたる隊員ら=ロイター

 韓国南西部・全羅南道の務安国際空港で29日、乗客・乗員181人が乗ったバンコク発の済州航空の旅客機が着陸に失敗して炎上し、179人が死亡した。公開されている飛行状況などからは管制塔の警告からわずか6分ほどの間に事態が急転したことがうかがわれる一方、疑問点も多く残されている。

 韓国当局によると、事故は午前9時3分(日本時間同)ごろ発生した。管制塔はその6分前の午前8時57分、着陸を試みた事故機に対し、鳥が機体に衝突する「バードストライク」に注意するよう警告。その2分後、パイロットが遭難信号を出した。

 航空機の飛行状況を提供する…

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