埼玉県・大屋裕之さん(53)からの質問

 ののちゃん 桜の季節だね。昔は咲くのがいまより遅かったって、お母さんが言ってた。

 藤原先生 気候変動で、気温が上がっているからね。つまり二酸化炭素の「温室効果」のせいだ。

 のの 二酸化炭素を減らそうってよく聞くね。どういうこと?

 先生 地球は太陽から光を受けて温まるけど、同時に宇宙に向けて熱を吐き出してるんだ。赤外線といって、人間の目には見えない光を出している。これで釣り合いがとれて、温度が一定に保たれるの。二酸化炭素が増えると、このバランスが変わるんだよ。

 のの なんで?

 先生 空気って、分子という、目に見えないくらい小さい粒が集まってできているんだけど、このうち二酸化炭素の分子は、赤外線を吸収する性質がある。

 のの 吸収するって?

 先生 この分子をよく見てみると、実はもっと細かい三つの粒がつながっている。「炭素」という粒の両脇に「酸素」の粒が二つ、くっついているんだ。しかもただくっついているだけじゃなくて、バネみたいにビヨンビヨンと揺れている。これに赤外線がぶつかると、そのパワーを吸収して、揺れかたが激しくなる。酸素の間にある炭素が波打つような動きが大きくなるんだよ。

ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問はこちらへ。science@asahi.com

 のの なんでそんなことに?…

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