和歌山県町村会長の岡本章・九度山町長から要請書を受け取る二階伸康氏(左)=2024年4月24日、和歌山県印南町、勝部真一撮影
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 和歌山県内の全21町村でつくる県町村会は24日、次期衆院選の新2区の候補者について、自民党元幹事長の二階俊博氏の公設第1秘書を務める三男、伸康氏(46)に、正式に出馬を要請した。

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 自民党派閥の裏金問題をめぐり、二階氏が次期衆院選への不出馬を表明したことを受け、町村会は前日の臨時理事会で伸康氏への出馬要請を決定。この日は会長の岡本章・九度山町長が印南町役場の町長室で、伸康氏に要請書を手渡した。

 伸康氏は「重く受け止めている。関係者に相談し、意見をうかがった上で返事をしなければならない」と立候補への明言は避けた。

 新2区については、前県議で新顔の楠本文郎氏(69)が共産党公認で立候補を表明している。(勝部真一)

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