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リンダ・グラットン氏=2018年12月7日午前、東京都渋谷区の聖心女子大、仙波理撮影
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 長崎県五島市で7月5~8日、国内外の著名講師らによる市民公開講義「五島、ひと夏の大学」が開かれる。五島列島でワーケーションなど関係人口創出事業に取り組んでいる一般社団法人「みつめる旅」(鈴木円香代表理事)が主催し、県などが後援する。

 人材論や組織論を専門とし「ライフ・シフト」などの著書で知られるロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏や、ドイツの哲学者でボン大学教授のマルクス・ガブリエル氏ら世界的研究者がビデオ講義などを行う。日本側の専門家が会場で進行役を務め、参加者と議論する。

 離島から「世界最先端の知」を学ぼうというコンセプト。最終日には、米スタンフォード大学発の「人生設計プログラム」を体験するワークショップもある。会場は五島市の福江文化会館。

 7月5日に同市岐宿町の魚津ケ崎公園で開かれる前夜祭では「自分たちのルーツを体感する」とのテーマで、地元に伝わる郷土芸能や漁火などが鑑賞できる。

 参加チケットは「五島、ひと夏の大学」のウェブサイトで販売している。長崎県民向けの特別割引もある。問い合わせは事務局の電子メール([email protected]メールする)へ。(エリアリポーター・梶山王)

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