竹内英明・元県議の遺児育英基金の設立について記者会見する上野英一県議(左)と藤本百男県議=2025年8月18日午後3時34分、兵庫県庁、添田樹紀撮影

 兵庫県の斎藤元彦知事が内部告発された問題を調べた県議会調査特別委員会(百条委員会)の委員を務め、1月に亡くなった竹内英明・元県議の家族を支援しようと、県議会有志らは18日、遺児育英基金を立ち上げたと発表した。

 竹内氏が所属した会派、ひょうご県民連合の上野英一幹事長らが2月、基金の設立を遺族に提案し、了承を得たという。基金の代表呼びかけ人は上野氏のほか、自民党の藤本百男と北野実の両県議が務める。

 寄付の受け付けは11月18日までの3カ月間で、主に竹内氏の中学生の子ども2人の学資などに使うという。寄付の振込先は、三井住友銀行神戸営業部(普通預金)2005226へ。専用サイト(https://takeuchi-kikin.com)からメッセージを送ることもできる。

 百条委員だった竹内氏は、斎藤知事が再選された昨年11月の知事選直後に県議を辞職。今年1月に自宅で亡くなっているのが見つかった。自殺とみられる。

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