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鴨川納涼床の下をながれる「みそそぎ川」。流れ込む水が少なくなり、床底が姿を見せていた
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 京都の夏の風物詩「鴨川納涼床」。高床式の座敷の足元を流れる人工河川「みそそぎ川」が、酷暑による小雨のため干上がり、水底がひび割れている。

 京都土木事務所施設保全・用地課によると、みそそぎ川は、京都府立医大(京都市上京区)付近の鴨川から取水しており、川幅は最大で約5メートル、全長約3・4キロ。8月2日に干上がっていることに気づいたといい、原因を調査中。鴨川の水位が下がると水が流れてこなくなり枯れるが、どちらかと言えば秋から冬に枯れることが多いという。

 みそそぎ川の取水口に近い鴨川の4日の水位は10センチで、例年の30~40センチより低めだという。みそそぎ川から取水している高瀬川も水の少ない状況が続いているという。

 気象庁によると、地方気象台がある京都市中京区でまとまった雨が降ったのは7月17日が最後で、少雨傾向が続いている。

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