ふすま絵のヘビ(左下)を生かした御朱印ができた=2024年12月26日、京都市上京区の光源院、清水謙司撮影

 臨済宗相国寺派大本山・相国寺(京都市上京区)の塔頭(たっちゅう)で、「干支(えと)の寺」ともいわれる光源院(同区)が新年の干支・巳(み)の御朱印をつくった。お寺のふすま絵に描かれたヘビを生かした特別御朱印で、元日から500枚限定で授ける。

 お寺は普段は非公開。本堂には日本画家の故・水田慶泉(けいせん)さんのふすま絵「十二支の図」があり、ヘビが描かれている。御朱印は、このヘビを中心に置き、めでたさを表すために金色で仕上げた。

 お寺には自然石で十二支を表現した庭もあり、今後も十二支の図を活用した御朱印をつくるという。

 御朱印は1枚800円。元日の午前9時から授与する予定。

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