プログラム用写真の撮影中に笑顔を見せる、華奈子(はなこ)さん(左)と柚子葉(ゆずは)さん=2025年2月19日午前、京都市東山区、新井義顕撮影

 京都の春の風物詩で、花街・祇園甲部の公演「都をどり」が4月1日から祇園甲部歌舞練場(京都市東山区)で始まる。19日には舞台写真の撮影があり、舞妓(まいこ)たちが本番で身につける鮮やかな衣装で臨んだ。

「総をどり」の衣装を着て、プログラム用の撮影をする舞妓(まいこ)の華奈子(はなこ)さん(左)と柚子葉(ゆずは)さん=2025年2月19日午前、京都市東山区、新井義顕撮影

 151回を迎える今春の演目は「都風情四季彩(みやこのふぜいしきのいろどり)」(全8景)。作詞・構成を手がけた植木朝子・同志社大教授によると、梅宮大社、宝鏡寺、清水寺成就院、平安神宮などが登場する。名所を巡りながら、千年の都の歴史と文化を知ることができる。

「総をどり」の衣装で、プログラム用の撮影をする舞妓(まいこ)の華奈子(はなこ)さん(左)と柚子葉(ゆずは)さん=2025年2月19日午前、京都市東山区、新井義顕撮影

 4月30日まで(15日休演)。1日3回公演。一等観覧券6千円(茶券付き7千円)など。問い合わせは祇園甲部歌舞会(075・541・3391)。

都をどりの衣装をお披露目する舞妓(まいこ)たち=2025年2月19日午前、京都市東山区、新井義顕撮影
第三景の宝鏡寺雛遊(ほうきょうじひいなあそび)の衣装を身に着け、プログラム用の撮影をする舞妓(まいこ)ら=2025年2月19日午後0時5分、京都市東山区、新井義顕撮影
撮影中に笑顔を見せる華奈子(はなこ)さん(左)と柚子葉(ゆずは)さん。舞の振り付けと指導をする井上安寿子さん(右)も笑顔を見せた=2025年2月19日午前11時23分、京都市東山区、新井義顕撮影

共有
Exit mobile version