【動画】京都市営地下鉄、最古参の車両がラストラン=新井義顕撮影
京都市中心部を走る市営地下鉄で、開業から44年にわたって市民や観光客らに親しまれてきた最古参の車両が9月8日、ラストランを迎えた。
車両の前面に縁取りを施して「四角い顔」に見えるのが特徴。老朽化のため、市交通局は新型車両への更新を順次進めており、最後まで残った1編成がこの日で引退した。
1981年の烏丸線北大路―京都駅間の開通から走り続けた。竹田駅であったラストランの出発式では、担当する運転士の長尾耕太郎さんに花束が手渡された。長尾さんは「地下鉄の安全運行を支え、私自身にも多くの経験を積ませてくれた。お疲れさまという気持ちが大きい」と話した。