京都ノートルダム女子大学(京都市左京区)を運営する学校法人ノートルダム女学院は25日、2026年度以降の学生募集を停止する、と大学のホームページで発表した。学生が在籍する間は教育を続け、29年3月で閉学する見通し。
- 定員割れ続く地方の私立大 4代目の理事長が見据える持続的な運営
発表によると、京都ノートルダム女子大はノートルダム教育修道女会を創立母体に1961年に創立。カトリック精神を基盤に英語教育や国際教育などを重視してきた。
少子化などにより、近年は入学者数が定員を下回っていた。募集停止は22日の理事会で決めた。ホームページで「大学存続のためあらゆる方策を進めてきましたが、募集停止せざるを得ないという苦渋の決断に至りました」と説明している。
ノートルダム女学院中高とノートルダム学院小は存続するという。