フラワー・コーラス=京都府合唱連盟提供

 第62回京都合唱祭(京都府合唱連盟、全日本合唱連盟関西支部、朝日新聞社主催)が5月31日、京都市左京区の京都コンサートホールで開幕した。初日は第48回全日本おかあさんコーラス関西支部京都大会(キユーピー協賛)があり、26団体が個性豊かなステージを披露した。

 優秀賞に選ばれた9団体から「フラワー・コーラス」と「女声コーラス風花」が8月23、24日に山形市のやまぎん県民ホールである全国大会に府代表として出場する。

 初出場の「メリー・ポピンズ」は、約20年前から八幡市で活動してきた。今年は表現力を磨くために、ハードルが高いと感じていたおかあさんコーラスに挑むことにしたという。ピアニストの土井晴子さんは「レベルが高い大会で緊張したけれど、情景を思い浮かべて気持ちよく演奏することができた」と話した。

 「コール・リリコ」は30年の連続出場。曲の途中で、ドレスに隠していた大きな花火の形をしたホログラムシールが現れると、観客から「すごい」と歓声が漏れた。衣装制作を担当した上月美子さんは「持ち味を生かしたパフォーマンスができました」と話した。

 府代表の2団体以外の優秀賞は次の通り(出演順)。

 女声合唱団「花野」▽コーラス ふじの花▽女声コーラス“かりん”▽女声合唱団Aya▽アグネス倶楽部▽玄鳥至▽フォンテーヌ声楽アンサンブル

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