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 人型ロボットを走らせること自体は20年以上前からホンダのアシモなどが取り組んできたが、室内でのデモが中心だった。

 しかし今回の人型ロボットのハーフマラソン大会で優勝したチームは、凹凸があったり、坂があったりする道路を安定して3時間近く走りきった。それは非常にすごい技術だと言える。

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 マラソンでは路面状況がその瞬間ごとに異なる。そうしたノイズがあるなかで、バランスを取りながら同じ動きを繰り返すことは簡単ではない。これは人工知能(AI)による学習とモーターの進化によってなしえたもので、ここ数年で飛躍的に進化した。米国のロボット開発会社「ボストン・ダイナミクス」なども実現はしている。

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 人型ロボットに動きを学習さ…

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