アパレル大手「ユナイテッドアローズ」(UA)がデザインを監修した学校体操服を、茨城県境町の小中学生が2026年度から着用することになる。町による教育支援の一環。人気ファッションブランドが手がけた半袖シャツやハーフパンツ、ジャージーが無償支給される予定だ。
町は昨年11月、セレクトショップ大手としても人気があるUA社と包括連携協定を締結。地域活性化を目的に、幅広い分野で協力することで合意した。新しい体操服は町立小中学校7校が現在使用中の体操服に比べて機能性だけでなくファッション性も重視され、学校ごとに異なる色(スクールカラー)を採用する。
7校に通う児童生徒数は約1800人。町は4日、1人あたり体操服1セットずつを無償支給するための約2600万円を盛り込んだ25年度一般会計当初予算案を町議会に提案した。