延岡商業高校の生徒と、ラーメン店「辛麺屋桝元」を全国展開する桝元(本社・宮崎県延岡市)が「まぜそば」を共同開発した。延岡市と日向市の桝元5店舗で2月末まで販売されている。
共同開発したのは同校商業マネジメント科の3年生4人。地域活性化を学ぶ課題研究の授業で、地元企業に商品を提案することになった。
昨年7月から桝元のグループ会社の社員が学校に出向き、4カ月近く試作品づくりを続けた。桝元では、まぜそばの販売経験がなかったが、生徒たちと話し合いながら麺の太さやトッピングの数、たれの味などを決めた。
完成したまぜそばは、太めの麺に揚げナスやチャーシューなどをのせ、ピリ辛の肉みそをからめていただく。昨年10月の同校文化祭で200人に試食してもらったところ、約9割が「とてもおいしい」「おいしい」と回答したという。
1杯1千円(税込み)。延岡市の愛宕店と昭和町店、イオン延岡店、日向市の亀崎店、日向インター店で2月28日まで販売している。