電気代

 政府が7~9月に再開する電気・都市ガス代の補助について、平均的な家庭で月1千円程度の負担減になるよう調整していることがわかった。電気料金は1キロワット時あたり2円程度を補助する。財源には今年度予算の予備費を充てる方針。近く詳細を公表する。

 石破茂政権は4月下旬、トランプ関税や物価高への対応策として、7~9月使用分の電気・ガス代への支援を表明していた。この補助金は、ロシアのウクライナ侵攻に伴う燃料価格の高騰を受けて2023年1月使用分から始まり、24年5月分でいったん終了。その後、昨夏や今年1~3月に一時的に再開していた。

 昨夏の電気代への補助額は、8~9月使用分が1キロワット時あたり4円、10月が2.5円だった。これまでに計上した予算は4.3兆円にのぼる。

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