開幕前には考えられなかったペナントレース序盤戦になっている。
前年パ・リーグ覇者のソフトバンクが勝てない。26試合を終えて9勝15敗2分けの6位。4月を終えた時点での単独最下位は、1996年のダイエー時代(最終順位6位)以来、29年ぶりの屈辱だ。
波に乗れない最も大きな要因は相次ぐ主力の離脱だろう。
開幕カードを終えて近藤健介が腰を痛め、出場選手登録抹消に。柳田悠岐は4月11日のロッテ戦で、右足に自打球を受けて負傷した。開幕から19試合連続安打をマークしていた周東佑京も右ひざの状態が悪く、4月29日に戦列を離れた。
負の連鎖は続く。
翌30日の日本ハム戦で今宮…