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水揚げされるサンマ=2025年8月15日、北海道根室市の花咲港、山本智之撮影

 今年のサンマは、例年になく太くて立派。ただし、大きなサンマが多いのは10月上旬ごろまで――。沖合での調査データをもとに、研究者たちはそう予測している。脂の乗ったサンマを楽しむには、早い時期がおすすめだ。

 サンマの水揚げ量日本一を誇る北海道根室市の花咲港。主力となる棒受け網漁の大型船が8月15日、今シーズン初の水揚げをした。

 9隻で計173トン。サイズは130~140グラム台が主体だ。大ぶりで食べ応えのある150グラム台も交じっていた。

 根室漁協の中村大樹・市場部長(41)は「去年は100グラムくらいのものが多かった。今年は、ここ数年なかった大きさ」と表情をほころばせる。

 根室市の鮮魚店に並んだ新鮮…

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