今年のサンマは、例年になく太くて立派。ただし、大きなサンマが多いのは10月上旬ごろまで――。沖合での調査データをもとに、研究者たちはそう予測している。脂の乗ったサンマを楽しむには、早い時期がおすすめだ。
サンマの水揚げ量日本一を誇る北海道根室市の花咲港。主力となる棒受け網漁の大型船が8月15日、今シーズン初の水揚げをした。
9隻で計173トン。サイズは130~140グラム台が主体だ。大ぶりで食べ応えのある150グラム台も交じっていた。
根室漁協の中村大樹・市場部長(41)は「去年は100グラムくらいのものが多かった。今年は、ここ数年なかった大きさ」と表情をほころばせる。
根室市の鮮魚店に並んだ新鮮…