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第106回全国高校野球選手権群馬大会で優勝を決めて喜ぶ健大高崎の選手たち=2024年7月27日午後0時33分、上毛新聞敷島球場、中沢絢乃撮影

 第107回全国高校野球選手権群馬大会(前年優勝校 健大高崎 前年参加チーム数59)

 今春の選抜大会4強で春の関東大会を制した健大高崎が軸。秋の関東大会で横浜に善戦して8強の東農大二も16年ぶりの甲子園を狙う。春の関東大会8強の桐生第一、春の県大会4強の前橋育英はともに全国制覇経験があり、地力がある。

 健大高崎は選抜で春夏の甲子園史上最速タイの155キロを記録し、春の関東大会でも156キロを出した石垣元気、安定感のある下重賢慎に加え、選抜も経験した山田遼太、島田大翔ら投手層が厚い。打線は春の関東大会で打率6割4分7厘を誇る石田雄星や、栗原朋希が好調。伝統の機動力も健在だ。

 東農大二は140キロ超の速球と鋭いスライダーが武器のエース山田琉聖が鍵。桐生第一は強肩の捕手・森田惺を中心に守備力が高い。前橋育英は4番原田大聖らに打力がある。

 このほか、一昨年代表の前橋商、140キロ超の小野楓倭を擁する桐生市商など実力校がひしめく。

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