それぞれの最終楽章 看護部長ががんに(3)
米文学研究者 佐野潤一郎さん
2020年半ば以降、卵巣がんの治療をしながら一時的に復職した妻の敬子は、さまざまな患者団体にアクセスしていました。
その一つがNPO法人「日本がんサバイバーシップネットワーク(がんサバネット、https://jcsurvivorship.net/)」です。会員同士が交流する場であるのと同時に、ウィッグの助成事業をどの地方自治体が行っているかなど、社会参加に向けた情報も発信しています。
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そのころの敬子は「病気のせいで周りを不安にさせてはいけない」と気丈に振る舞いながら、「部長を辞めた方が組織や部下のためになるのでは」と悩んでもいました。
少女時代から憧れた職業につ…