任天堂がこれまでに発売した製品や歴史などに触れられる施設「ニンテンドーミュージアム」が10月2日、京都府宇治市で開業する。宇治小倉工場としてトランプや花札の生産、ゲーム機の修理などを行っていた建物を改装した。同社がこうした施設をつくるのは初めてで、展示や体験型コンテンツなどを通じて集客を目指す。
同社が20日発表した。施設では、1983年発売の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ(ファミコン)」をはじめ、多くのゲーム機やソフトを展示。実際にゲームを遊んで楽しめるほか、人気ゲーム「スーパーマリオ」の人気キャラクターたちが登場する体験型コンテンツもある。
1889年に花札の製造会社として同社が創業した歴史も踏まえ、花札づくり体験もできる。
飲食できるカフェが併設され…