東京都の小池百合子知事は13日、アゼルバイジャンの首都バクーで開かれている国連気候変動会議(COP29)に参加し、伊豆諸島の海域で洋上風力発電を導入する方針を表明した。合計出力がGW(ギガワット、100万kW)規模の発電施設の整備を目指す。
都によると、洋上風力発電はこれから急拡大する見通しだが、GW級の運転は世界でもまだ始まっていないという。今後、自然環境や生態系について調べ、漁業関係者や地元自治体と意見交換しながら検討を進めていくとしている。
都が2023年に設置した専門家会議では、秒速9メートル超の風がある伊豆諸島の海域は「洋上風力のポテンシャルがある」との評価を受けていた。
また、小池氏はグローバルサ…