この場で話すべきなのは、被害者の彼らなのだろうか――。旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.(スマイルアップ))が、創業者・故ジャニー喜多川氏の性加害問題を認めてから1年が経ったことを受け、被害当事者らが9日、日本記者クラブで記者会見を開いた。
「なんとか生きてきた」「被害者たちの言葉を聞き、無視しないでほしい」。被害者たちは時折声をつまらせながら、顔と名前を出して被害を告白してきてからのことを振り返った。そして、会見を開いた理由についてこう語った。
「声を上げる人がいなくなったら、この問題は風化の一途をたどると思う。だからこそ声を上げ続けていかないといけない」。見ていて、胸が痛かった。
会見開催、東山紀之氏に対面取材求めるも…
一方スマイル社は、昨年10…